そごうの水島広雄元会長が死去！102歳のカリスマデパート王の最後とは？

大往生だったよねー。
現そごう・西武を作った人だからねー。

７月２８日午前８時２１分
心不全のため東京都内の病院で死去

102歳だからねー。
昭和と平成を生きたカリスマ経営者だったよねー。
これが本当のデパート王かな。

なんでも告別式は近親者のみで行って、
喪主は甥の、有一氏だそう。

1936年に中央大法学部を卒業

時代が時代だからねー。
当時の中央大学法学部って、
どういうところか想像もつかないわ。

おれの知り合いが中央大学で競輪やってたけどさ、
自転車レースね。
あいつ今なにしてんだろwww

日本興業銀行にもいたんだよねー。
いまのみずほグループだけどさ。
なんで中大なんかで教壇にも立って、
法学博士号も受けてるからね。すごい人だよね。

んで５８年にそごうへ。
６２年から社長。
それから４０年にもわたってトップとして君臨。

３店だった百貨店を全国に３０店舗展開する、

日本最大の百貨店グループに育てた

人だからねー。
ほんと凄まじいジイさんだったんだなこれが。
いや、まじで。

でもね、時代はいつもいいとは限らないよ。
これがビジネスの世界の鉄則だからねー。
こればかりはどうしようもない。

バブル崩壊後にその波はジワジワとやってくる。
そごうも例外ではなかったわけで。

過剰投資から経営不振に・・・・

２０００年７月。
当時では過去最大の１兆８７００億円の負債を抱え、
民事再生法の適用を申請することになってしまうわけさ。
記憶にも新しいよね。懐かしいわ。

んでもって、
銀行が申し立てた差し押さえを逃れるために、
自分名義の預金を引き出したとする、

強制執行妨害罪に問われ、06年に有罪が確定した

これもまた記憶に新しいところだと思うね。
まあ、経営者なら誰もが考えることだと思うけど。
難しい問題だよね。

でも本当に波乱万丈な人生だったって思うね。
だってさ、３店だけだったそごうを３０店舗だからね。
これって、リスクを取れない人には絶対に無理な話なんだよ。

経営とはリスクの上でしか成り立たない

これは俺の哲学だけどね。
ほんと長年経営者として俺もやってきたけどさ、
やっぱりリスクリワードって言葉があるとおりだと思うし、
リスクなき道に儲けはないからね。

そしてそごうの件にしても、
やっぱり勝負どころってあったわけだよね。
結果的に民事再生法やってっからさ、
それがよかったのかといえば、
確実にどうとは言えないかもしれないけど。

それでももし軌道を誤らなかったら、
３０店舗どころかもっといってたと思うしね。

実際少し前までは、
そごうこそが最高のデパートっていう、
風潮すらあったと俺は思ってるし。

実際、俺が小さい頃はデパートといえばそごうだったしね。
それでも今はそんな事はないけどさ。
それってやっぱりリスクなんだよなー。

ほんと、でも思うのはさ、

どんな経営者でも絶対はない

ってことだよね。
水島会長もかなりのカリスマだったわけで、
４０年も社長やって引っ張ってったわけだ。

銀座でもどこでも、
ここまでの経済界の人を知らない人はいないでしょ？
みんな知ってる人になってたわけで。

それでも晩年は大変な目に遭ってる。
これが経営者ってもんじゃないかなー。

でもそう考えるとね、
楽天の三木谷浩史や孫正義ってさ、
本当にすごいなーと思うわけ。

ユニクロの柳井正にしてもそうだしね。
やっぱり彼らのカリスマ性、
そして経営力、
これって過去の経営者を超えてると思うんだよね。

時代の波にのって、
それでいて決して歴史と同じことは繰り返さない。
本当にすごい経営者が今の時代にはいるよね。

これは昔の経営者たちを超えてるって、
おれはそう思ってるんだ。

これだけ歴史を学べる機会にも恵まれてるしね、
昔はこんな歴史なんて学ぶ機会もなかったし、
教材も本も何もなかった。

あったことはあったよ。
それでも今とは比べ物にならない。

要するに、今の時代はね、

情報を処理できる奴だけが勝てる時代

だって言えると思うんだよね。
わかるかなー。
情報ってのはもう溢れてるわけ。

この中で生きてれば、
誰もが三木谷になれるし孫正義になれる。
でもその情報を処理して正しくインプットしてアウトプットできれば、
の話だってことさ。

それができる人が、
楽天を作れるしソフトバンクを作れる、
これが今の世の中の常識だろうね。

いや、経営者としての常識かなー。

また一人、昭和の経営者が逝ったけど、
平成の経営者もなかなかすごいよー、
と俺は言いたいね。